お子様のおねしょは世間一般ではあたりまえの症状です。
しかし親にとってはお子様に対する心配要素の一つであり、
ほっておくことはできませんよね。
小学生になってもおねしょが続いている場合は、何か学校の行事等でお泊りをする際にも
本人の心が傷ついてしまうことになる可能性もあります。
しかし焦ってはいけません。親として子への接し方を間違えると逆効果にもなりかねませんので、
下記に説明する三大原則を守った上で対策を行うようにしましょう。
まず、親御さんは「おねしょは病気ではない」という自覚を持つようにしましょう。
そして誰にでもある症状だと余裕を持った気持ちでいることが大切です。
原則の一つとしては、おねしょが心配だからといって夜中に起こす等の行為をしてはいけません。
お子様の睡眠時間というのはとても大切な時間であり、
それを阻害されてしまうと、リズムが崩れて逆効果になりがちです。
原則二つ目は焦らず、ゆとりを持った気持ちで長い目でお子様を観察してあげることです。
あくまで病気ではないのですから焦る必要等ないのです。
最後は叱らないということが大切です。
お子様もわざとおねしょをしている訳ではないので、
叱ることによって不安感を誘ってしまい、
眠れなくなったり健康の弊害になってしまって逆に良くないことです。
上記で説明した三大原則を守った上で、小児はりを行うことで効率的に
おねしょの症状を改善させることができます。
おねしょの原因というのは、体が冷えていたり、
肝臓や膀胱の機能バランスがとれていないことが挙げられます。
こういった症状を考慮して、小児はりによって
適切なツボを刺激してあげることによって改善に向かわせます。
主に、おねしょの鍼灸治療で使われる治療は、はりを使用せずにお灸によって
おなかや背中を温める方法を取るのが一般的です。
この方法はお子様にとっても痛みは全く感じず
むしろ気持ちよく治療が出来るので親御さんも安心して治療を見守っていることが出来ます。
この治療法は即効性はありませんが、3ヶ月程度の長いスパンで
治療を行っていけば確実に効果が現れてくる効率的な方法です。
お子様のおねしょで悩まれている方にはとてもおすすめできます。