コラム

鍼で子供の仮性近視を改善しよう

子供の仮性近視を放置してはいけない理由

仮性近視というのは、お子様に特に多く、「毛様体筋」という目の焦点を合わせるために
必要な筋肉の働きに異常が現れている状態です。
視力というのは、この毛様体筋が収縮することによって遠くを見たり、
近くを見たりするピント調節機能ですので、この毛様体筋が正常に働かないということは、
一時的とはいえ、近視状態になってしまっているこということです。
しかし、一時的だからといって放置して良いということではありません。
適切な治療を行わなければ、症状はどんどん進行してしまい、
最終的には本当の近視になってしまうからです。
この仮性近視になってしまう原因は日頃の生活と密接な関係があり、
普段から姿勢が悪かったり、暗いところで生活したり、
テレビを近くでみたりすることに大きな原因があります。
原因は通常の近視と同じところにあると言って良いでしょう。
仮性近視にならないためには、日頃の生活を見直し、対策をとる必要があるのです。

仮性近視の症状が現れたら小児鍼治療をしましょう

仮性近視であれは小児はりによる治療が効果的です。
仮性近視ではなく、近視と診断されてしまった場合は、
鍼治療での効果がまったくないわけではないですが、
仮性近視に比べると効果はかなり減少されてしまいます。
目はとても大切な器官ですので、親御さんはお子様の目の状態を気にかけてあげましょう。
もしも仮性近視に近い症状が現れていると判断したのならば、
早急に対策をするように心がけましょう。
まずは適切な医療機関で診断してもらい、小児はり治療をしてもらうのが効果的です。
仮性近視の状態であれば、比較的時間もかからずに症状は緩和していきます。
また、鍼治療だけに頼るのではなく、
日頃から仮性近視の原因となっている生活をやめるように促すことも大切です。
早い段階で治療を行えばそれだけ改善もスムーズになりますので、
親御さんはお子さんの目の状態を常に気にかけてあげてください。