コラム

鍼でバセドウ氏病の症状を緩和

バセドウ病で悩む前に知っておくべき事とは

バセドウ病と聞くと「聞いたことがあるけど、どんな病気なの?」と思う方が大半であると思います。
近年、タレント等がバセドウ病が原因で活動を休止したりする報告を受け、
世間でも注目が集まり始めているかと思います。
実際この病気にかかる人は1000人に数人と言われており、
患者の男女比率で言うと9割は女性であると言われています。
バセドウ病というのは甲状腺病と言われており、
甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌する臓器です。
甲状腺ホルモンというのは人間の代謝を活性化させるホルモンであり、
このホルモンの働きのリズムが狂ってしまう病気です。
この働きのリズムが乱れると、火照りや暑くもないのに大量の発汗、動悸や発熱症状が出ます。
このような症状を少しでも感じたら、すぐに医師に相談するようにしましょう。

バセドウ病には鍼治療が効果抜群

バセドウ病の主な原因は「TSHレセプター」と言われています。
聞きなれない言葉ですが、免疫機能の低下によって生まれてしまう抗体です。
この抗体によってホルモンバランスは大きく乱され、
新陳代謝の異常等を起こしてしまうので、鍼治療によって排除する必要があります。
バセドウ病の鍼治療は、この「TSHレセプター抗体」を除去するために、
手のひらのツボを鍼で治療することが一般的な方法です。
これを「高麗手指鍼」と言います。
この高麗手指鍼で甲状腺に悪影響を与えている臓器を刺激して改善に導いてくれます。
治療費もリーズナブルですので、気楽に施術を行いにいけますし、
それによって動悸、発汗、倦怠感等が緩和できるので、
とても効率的な方法ではないでしょうか。
施術期間も週に1回程度ですので、そんなにたくさんの時間を浪費することもありませんし、
治療を継続的に行っていくことで少しずつ症状は緩和されていきます。
バセドウ病の症状で悩まれている方には
とてもおすすめできる治療方法ですので是非試してみてください。