「布団に入って寝たいのになかなか眠れない」
「一度寝ても夜中に目が覚めてしまい、それからは全く眠れない」
「異常に朝早く目が覚めてしまい、だるくてつらい」
「眠りが浅くて寝た気がせず、疲れが取れずスッキリしない」
「全く寝ていなくて疲れているはずなのに眠れない」など、
「不眠症」と一言で言っても様々なタイプがあります。
こういった症状が長く続くと疲れが取れずストレスもたまり、
日常生活に大きく影響します。
頭はボーっとして、やる気が起こらず、体力も落ちて免疫力が下がり、
病気を引き起こすことにもなりかねません。
理想の睡眠時間は6時間~7時間といわれていますが、
「5時間寝ればスッキリする」という人もいれば、
「10時間寝ないとムリ」というひとまで個人差がありますが、
大切なのは睡眠の「質」です。
良質の睡眠であれば、時間が短くても疲れは取れます。
良質の睡眠は人間の生活に大変重要です。
原因がわかっている場合は改善の余地もあります。
不眠症の具体的な原因には、病気などの身体的なもの、うつやノイローゼ、
極度の緊張などの精神的なもの、
明るさ、音、室温、時差などの環境的なものなど、様々なことが考えられます。
しかし、原因不明の不眠症も多々あります。
不眠症は、精神疾患として心療内科や精神科を紹介されるケースが多いようですが、
精神安定剤や睡眠導入剤を処方され、経過観察となることがほとんどです。
精神安定剤や睡眠導入剤で眠れるようになっても、
常習癖がついたり、薬が効かなくなってくるという人もおり、
根本的な改善にはつながりません。
お灸は東洋医学に基づき、腎の「気」を補うように施術します。
お灸はツボを刺激して身体の巡りを良くしリラックスすることができます。
不眠症の人、寝ても疲れが取れない人は、
薬に頼らずお灸をすえると体が軽くなり、血行も改善され寝つきやすくなるので、
良質な睡眠が期待できます。